パワーリフティングをやってみたい、大会に出てみたい。だけどどうすればいいのかわからない。そんな方のために、パワーリフティングの始め方やルールなどを解説していこうと思います。
パワーリフティングとは
パワーリフティングは、筋トレのBIG3と言われるスクワット、ベンチプレス、デッドリフトのそれぞれの挙上重量の合計を競う競技です。
そのため、どんな方でも簡単に始めることができる競技となっています。
それぞれの競技の概要
スクワット
バーを両手で握り、両肩で水平に保持する。
審判の「スクワット」の合図で、股関節が膝関節の上面より低くなるまでしゃがむ。
しゃがんだ状態から立ち上がり、審判の「ラック」の合図でバーをラックに戻す。
ベンチプレス
ベンチ台に仰向けになり、バーを握りラックアップする。
審判の「スタート」の合図でバーが胸につくまで下ろす。
バーを胸で静止させ、審判の「プレス」の合図でバーを押し上げる。
肘が伸びきるまでバーを挙上し、「ラック」の合図でバーをラックに戻す。
デッドリフト
床上に置かれているバーを両手で握り、直立姿勢になるまで引き上げる。
「ダウン」の合図でバーをコントロールして下ろす。
それぞれの種目において、3回までの試技をすることが可能です。試技ごとに重量を申請します。成功試技の中で最も重い重量が記録され、三種の最高重量の合計が最終的な成績となります。
大会に出場するためには
1選手登録をする
日本パワーリフティング協会(JPA)で行われている選手登録を完了させている必要があります。公認大会に出場するためには、事前に選手登録を済ませておきましょう。
登録はこちらから
大会に申し込む
JPAや各都道府県のパワーリフティング協会のホームページ等を確認し、要綱や参加資格などを確認の上、申し込んでください。
大会当日にすること
詳しい流れは、会場にいる運営に人に直接確認してください。ここでは簡単に紹介していきます。開催地によって多少の差はあるとは思いますが、大まかには一緒だと思います。
コスチュームチェック
大会にて使用するパワーベルトやシングレットなどの道具を審判に確認してもらい、ルールに適しているか確認してもらいます。
検量
申し込み時に申請した階級の体重に収まっているかどうかの測定を行います。検量に充てられる時間は1時間半となっており、出場申込クラスより重い、または軽い場合のみ再検量出来ます。
重量申請
検量時に3種目の第一試技の重量を申請します。重量申請カードを使用する大会では、審判から渡されたカードに記入してください。私の出場している地方大会ではカードは使われていないので、口頭で申請します。
ラック高の確認
事前に確認しておくか、当日のアップ場で確認できる場合もあります。24時間ジム等で公式台に触る機会が少ない場合は、ある程度の目安をつけておいて、当日確認するようにしましょう。
最後に
今回は、パワーリフティングの始め方をざっくりと説明しました。
詳しい内容は、JPAルールブックを参照するか、各都道府県のパワーリフティング協会に問い合わせをしてください。
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